おやじ団長の大運動会観戦期〜〜
3−5 佐々木一成 元青組団長
2009/06/02西高大運動会プレ取材
28年ぶりの大運動会です。 僕は運動会など縁のない人生を歩んできたので、まさしく ひさびさの運動会観戦なのです。 昨夜はなんだかわくわくしました。 雨降らなきゃいいなぁ、晴れるといいなぁ。 そうか、運動会を観に行く親ってのはこういう気持なのか。
果たして早朝は小雨模様でしたが、天気は持ちました。 ただ、それにしても寒いこと、寒いこと! 秋物のジャンパーを着込んで行くべきでした。
運動会は、生徒たちが、実に楽しそうに伸び伸びと競技を していました。 途中まで全員競歩の徒競走。 途中まで全員背走の徒競走。 途中まで全員欽ちゃん走りの徒競走。 こういうネタは、さすがに西高生である。 お約束のラムネ競走とケツ圧測定。 東海道五十三次。伝統の駕籠掻きリレー。 ガチンコのリレーも実に面白い。 いいなぁ、こういうの。 俺も走りたいなぁ、なんて、、、
でも、どうも、物足りない。なぜか。 応援団の出番が、まったくと言っていいほど、ないのです。 僕は応援団の経験があるので、どうしてもそちらの視点で 観てしまうのです。 いちおう、応援団の格好をした生徒は、いるのです。 しかし、僕らがやったような挑戦状パフォーマンスや、 エールの交換、競技中の応援合戦という出番がまったく 与えられていないのです。 出番といえば騎馬戦の大将騎くらいなもんです。 これは、正直、寂しい思いがしました。 応援団の諸君も、なんだか仮装だけさせられて、出番がなく 手持ち無沙汰に見えて気の毒(?)でした。 そんなんですから、当然、黒団も桃団もない。
僕らの頃は前年の最下位の団から順に、挑戦状を読み上げて その後に桃団→黒団と乱入するという筋書きでした。
確かに、運動会競技という趣旨からは関係ない、お笑いの 芝居のようなものですが、それが応援団の存在意義でも あったのです。 毎朝、毎昼、毎夕、発声練習とパフォーマンスの練習を 繰り返し、ネタを捻り、新たなスタンダードを創作し、 ウケた傑作は次世代へと伝えてきたのです。
しかしまぁ、しょせん、おやじ団長の愚痴です。 今の運動会は、あれはあれで、とてもスマートで面白いし、 昔がよかったことばかりじゃないこともまた事実です。 運動会は生徒たちのものです。 おっさんたちのノスタルジィのためのものじゃない。 生徒諸君の実行力に敬意を表します。 ということで、来年は当番幹事としての仕事が待ってます。 もちろん、取材に行きますとも。 そのためのプレ取材です。 特等席をキープしていただいた藤王ママ、さらにおにぎりと ワッフルをいただきどうもありがとうございました。 来年もよろしくお願いいたします。
最後に。噂通り、日沖さんは昔のままだった、、
***一成
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