私が歯科医師となってから34年、ここ上士幌歯科クリニックを開院してから32年が経過しました。痛みからとる治療から早期発見早期治療へ。治療をすることから虫歯、歯周炎を発生させない、進行させないメインテナンス治療へと変化してきました。現在では口腔機能の改善、維持が健康寿命を延伸するといわれるようになり、通院困難な方への対応も考えなければなりません。
電動歯ブラシの出現や保険制度の整備により初期の歯周病は容易に進行をとめることができるようになりました。重度の歯周炎であっても精度の高い噛む力を測定する機器等の出現により長期の延命が可能になりました。すでに歯を失った方に対する治療法も歯科医学の進歩により劇的に変化しました。インプラントの進化は目覚しく、確実な治療効果が得られ、しかも長持ちする方法として、第1の選択となりつつあります。
このように歯科医療の目覚しい発展に伴い高度な技術だけではなく理念が必要とされようになりました。小院では患者様ひとりひとりの健康に沿った治療およびメンテナンスを考えた計画をたて、大学から派遣される口腔外科専門医、矯正専門医とともに地域のかかりつけ歯科医院として皆様の健康増進に寄与し、関係医療、福祉機関と連携をとりながら、さらに充実した医療を提供できるよう日々研鑽を積んでいきたいと考えています。